歯の治療は、「痛い」「怖い」「長引く」というイメージをお持ちの方が少なくありません。その理由は、トラブルや痛みが起きてから歯科に行くためです。しかも、治療した歯の寿命は短くなってしまう傾向にあります。そこで重要なのが、トラブルの「予防」です。
日本人中高年を対象に行った研究では歯のメンテナンスの習慣を持たない集団は10年間に平均5本の歯を失う、一方定期的な歯のメンテナンスを受けている集団は10年間に0.5本だけ歯を失うという結果となりました。
定期的に歯科でメンテナンスを行えば、治療の必要がない状態を続けることができ、また治療が必要になっても最小限の治療で済むことが多くなります。人生100年時代の「食べる楽しみ」を守ることができます。